Litakara株式会社

CASE 03

Litakara株式会社

「税理士が苦手」から「何でも相談」へ
- "働きやすい職場"への想いを形にした5年間

Litakara株式会社の宮本 昇 代表取締役(以下 宮本社長)に、同社の顧問税理士であるクレディシップ税理士法人(旧 鯉淵公認会計士税理士事務所)のサービスを導入して得られた成果や、担当スタッフの魅力を語っていただきました。

※当事務所は2025年1月に『鯉淵公認会計士税理士事務所』から『クレディシップ税理士法人』に社名を変更しました。

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Q:まず、Litakara株式会社さんの事業概要について教えていただけますか?

宮本社長: はい。当社は主に一般の方向けに「Litakara baby」というベビーグッズ専門店をEC販売で営んでいます。2012年から私個人が副業で事業を始めて、2019年に法人化しました。副業として始めた頃は、8歳から12歳くらいまでの子どもを対象にしたおもちゃを販売していましたが、自社で抱っこひものよだれパットを作ったことをきっかけに、今はベビーグッズの取り扱いがメインの会社になっています。

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Q:自社で働く人たちのために、という思いがあるのですね。個人事業主としてEC販売をしていた頃は、日々の売上をどのように記録されていましたか?

宮本社長: 最初はオンラインでやり取りする税理士さんに依頼していました。ですが、コミュニケーションの問題などがあり依頼するのをやめて、従業員の知り合いの税理士さんにお願いすることにしました。ところがそちらの方ともうまくいかず、また別のところに依頼することにして、今度は規模の大きい税理士事務所にお願いしたのですが、税理士さんに対する苦手意識がどうしても拭えませんでした。その一番の理由は、税理士さんを厳しい学校の先生のように感じていたからかなと思いますね。例えば、僕が理解できなかったことを「わかりません」と言った時、税理士さんの態度や言葉づかいから責められているように感じていました。
なので、税理士事務所に行くのが本当に苦痛でした。エレベーターで「頼むから、ドア開かんといてくれ」と心から祈ったこともあります(笑)そんな時に知り合いから「いい税理士さん、知っていますよ」と言われて、クレディシップさんを紹介してもらったんです。

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Q:「Litakara」という会社名には、どういった思いが込められていますか?

宮本社長: 経営の神様と呼ばれる稲盛和夫さんの考え方「利他の心」から影響を受けました。利他の心は、より良い仕事をするためには自分本位ではなく、周りの人を思いやることが大切だという意味があります。
利他(リタ)にという言葉に、事業を始めた地名の宝塚の宝(タカラ)を合わせて「Litakara(リタカラ)」に決めました。当社は子どもの商品を取り扱っていて「子ども=宝」というイメージもあるので、気に入っている会社名です。
この「利他の心」という考えは僕の経営にも影響しているんです。自分の会社を経営するうえで、働く環境が良いから従業員さんが働きに来てくれていると考えていて、良い環境をつくるために売上や利益を継続して伸ばさないといけない、という意識を大切にしています。
今ではありがたいことに、従業員やアルバイトさんが友人や知人を紹介してくれるようになり、求人や採用もスムーズに出来ていますね

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Q:自社で働く人たちのために、という思いがあるのですね。個人事業主としてEC販売をしていた頃は、日々の売上をどのように記録されていましたか?

宮本社長: 最初はオンラインでやり取りする税理士さんに依頼していました。ですが、コミュニケーションの問題などがあり依頼するのをやめて、従業員の知り合いの税理士さんにお願いすることにしました。ところがそちらの方ともうまくいかず、また別のところに依頼することにして、今度は規模の大きい税理士事務所にお願いしたのですが、税理士さんに対する苦手意識がどうしても拭えませんでした。その一番の理由は、税理士さんを厳しい学校の先生のように感じていたからかなと思いますね。例えば、僕が理解できなかったことを「わかりません」と言った時、税理士さんの態度や言葉づかいから責められているように感じていました。
なので、税理士事務所に行くのが本当に苦痛でした。エレベーターで「頼むから、ドア開かんといてくれ」と心から祈ったこともあります(笑)そんな時に知り合いから「いい税理士さん、知っていますよ」と言われて、クレディシップさんを紹介してもらったんです。

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Q:クレディシップさんとは法人化してすぐ顧問契約されたそうですね。法人化した後の経理や税務、労務の管理について不安はありませんでしたか?また、具体的にどういったサポートを受けてきたのでしょうか?

宮本社長: 会計ソフトをマネーフォワードに切り替えたので、初めはソフトの使い方や数字の見方について教えてもらってましたが、不安はありませんでした。基本的に何でも相談するようにしているので、わからなかったことがわかるようになって、どんどん楽しくなっていったんですよね。会計の重要性も知って、数字の入力も自分でできるようにしながら、事業を成長させるために必要な知識をクレディシップさんからしっかりと吸収してます。
また、法人化した初めの頃は自分で給与計算もしていて、それが本当に大変でした。給与計算は絶対にミスできません。こちらは給与を支払いたくないわけではないのに、ミスをして正しく振り込まれなかったり、何か起きてしまったら嫌ですよね。 社員が増えてくるに連れてだんだん給与計算が苦痛になっていきましたが、それもクレディシップさんに依頼することにしたので、一気に気持ちが楽になりました。従業員さんもその方が安心ですしね。

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Q:個人事業主から法人化し、従業員さんも順調に増えて事業を伸ばしていかれたんですね。雇用に関しても初めての挑戦になったかと思うのですが、どのように進めてこられたのですか?

宮本社長: 僕自身、最初は「社労士さん」という言葉すら知らなかったレベルなんです。なので「困ってるんです、どうしたらいいですか」って相談して、アドバイスをいただきながら進めていきました。今では、クレディシップ社会保険労務士法人とも契約をして、給与計算や社会保険などの労務のことも相談しています。
法人化して初めて正社員を雇用した時に「真っ当な会社になりたい」と伝えて、自分自身が会社員をしていたときに気になっていたことなども解消できるようにするためにはどうすればいいか、提案をいただきながら雇用環境を整えました。
当社で働いている方は特にママさんが多いので休みやすいようにするなど、融通は利くけれど生活は安定するようにしています。例えば育児休暇について、国の制度の仕組みだったり、会社が支援する給付金や休暇の一般的な数字だったり、そういう基本的なことを教わったうえで自社ではどうするかを決めていきました。今では、それらの手続きもお任せしています。
税理士さんに聞くことではない内容も、何でもまずはクレディシップさんに相談していて、今までは溜め込んでしまっていた悩みを、すぐに放てる相手ができた感覚ですね。僕は社長業や商品を売ることに集中しやすい状態になっているので本当に助かっているんですよ。

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Q:元々は雇われる立場で、しかも副業から始めた事業を法人化して5年という期間でここまで成長するのは、すばらしいですね。

宮本社長: いえいえ……。でも、取引先の担当の方から「今、僕の取引先の中で一番売上が高い会社です」とか、運送会社の方から「エリアの中で発送件数が一番多いです」と言われたりします。立派な人、優秀な会社という扱いをされるのは気恥ずかしい限りです。僕は何でも自分でできる器用さを持っていないので、クレディシップさんをはじめとした周りの方の力を借りて成長してきました。会社を続けたいと思っていても、周りが必要としてくれていないとうまくいきません。会社が社会に必要とされ始めているのかもしれないと思うと、やっぱりうれしいですね。

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Q:税理士に対して苦手意識を持っていたとは思えないほどの変化ですね。実務を担当するスタッフの印象はいかがですか?

宮本社長: 2年前(2022年)に初めて会った時、少し不器用さを感じたんですよ。でも、そこに誠実さ丸出しな感じがあってとても好印象だったんです。
先日も、私の会計ミスを指摘してくれた後に、会計の精度を上げる方法を提案してくれました。その内容を僕が理解しやすいようにPDFにまとめてくれて、本当にわかりやすかったんです。伝え方を工夫してくれたことで、より理解できて会計に対する安心感が増しました。
3カ月に1回実施している定例ミーティングではたわいのない話をしながら、その時に悩んでいることをその場で投げかけて解消します。今は1時間のミーティングのうち、会計の話は半分もしないかもしれませんね。とても楽しくお話ししています。
労務を見てくれている中出さんと西尾さんとは、チャットでのやり取りが多いんですけど、2人体制で見てくださっているので質問も迅速に返してくださっていて、そちらも不満なく助かってますね。

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Q:クレディシップさんとの契約前後で変化したことは、他にもありますか?

宮本社長: クレディシップさんと出会う前の従業員数は5人でしたが、今は22人に増えました。利益も4倍に伸び、成長を続けています。その背景には、銀行とうまく付き合えるようになった影響があるのかもしれません。僕、初めは本当に何も知らなかったので金利何十パーセントのカードローンを使ってお金を借りていたんです。銀行から融資が受けられること自体、知りませんでした。法人化して銀行から頻繁に融資の提案を受けるようになった時も知識がなかったので、本当に借りてもいいのだろうかと戸惑っていました。
そんな時、鯉淵さんに電話して相談すると、会社の現状などを考慮しつつお金を借りてもいい根拠を丁寧に説明してくれました。そして今では、何千万単位のお金を借りることにも慣れて、「融資=信用の前借り」と思うようになったんですよ。
融資を使って会社の成長を促しながら、従業員さんが働きやすい環境をつくってきました。そのおかげか、離職率も低く、地域からも必要とされる会社に少しずつ変化しているのかなと思いますね。

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Q:元々は雇われる立場で、しかも副業から始めた事業を法人化して5年という期間でここまで成長するのは、すばらしいですね。

宮本社長: いえいえ……。でも、取引先の担当の方から「今、僕の取引先の中で一番売上が高い会社です」とか、運送会社の方から「エリアの中で発送件数が一番多いです」と言われたりします。立派な人、優秀な会社という扱いをされるのは気恥ずかしい限りです。僕は何でも自分でできる器用さを持っていないので、クレディシップさんをはじめとした周りの方の力を借りて成長してきました。会社を続けたいと思っていても、周りが必要としてくれていないとうまくいきません。会社が社会に必要とされ始めているのかもしれないと思うと、やっぱりうれしいですね。

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Q:社会から必要とされる会社になってきたことを肌で感じているのですね。最後に、クレディシップさんに対する今後の期待をお聞かせください。

宮本社長: お互いに成長できたらと思っているんで、クレディシップさんにはこれからも面白いことにチャレンジしてもらって、僕のような経営者に刺激を与えてほしいと思います。契約から5年が経って、クレディシップさんも成長していることは目に見えてわかります。ぜひこれからも変化を見てみたいし、「すごいなあ」と思わせてほしいですね。

本日は貴重なお話をありがとうございました。他の税理士事務所では相談できなかったこともクレディシップさんにお話しして支えられてきたからこそ、会社が短期間で大きく成長したり、宮本社長の目指す「利他の心」での会社経営を実現したりしたのではないでしょうか。

宮本社長: 鯉淵さんは当たり前だと思っているかもしれませんが、例えばデザイナーさんをチームに入れたり、柔軟な発想で他の事務所がしないような面白い施策をされていらっしゃると思います。これからもお互いに成長できたらうれしいです。

株式会社丸留

CASE 01
株式会社丸留

「ファミリー」のような存在
- 経営者を孤独にしない税理士事務所

株式会社丸留の西口 敦 代表取締役(以下 西口社長)に、同社の顧問税理士であるクレディシップ税理士法人(旧 鯉淵公認会計士税理士事務所)との関係性や、事務所の魅力について語っていただきました。

村田味噌株式会社

CASE 02
村田味噌株式会社

「数字の向こう側」まで寄り添う
- 伝統の味を世界へ広げる二人三脚のパートナーシップ

村田味噌株式会社の村田 雄一郎 代表取締役(以下 村田社長)に、同社の顧問税理士であるクレディシップ税理士法人(旧 鯉淵公認会計士税理士事務所)との関係性や、事務所の魅力について語っていただきました。